薬害C型肝炎訴訟

ちょっと衝撃だったので、これだけは取り上げておきます。
HCVによるC型肝炎は1980年代後半に発見された新興感染症です。分からないことが多いため、今でも数多くの研究が行われています。

ところが今回の
薬害C型肝炎:製剤承認時から国と企業に責任 名古屋地裁
は、厚労省が承認した76年からの責任を認定したそうです。詳しいことは判決文を見ないと分かりませんが、当時知られていなかったウイルス感染の責任を認めるというのは一体どういうことなのでしょうか?たしかにHCVが発見される以前から輸血後非A非B型肝炎というのがあるというのは知られていましたが、決してその実体がよく分かっていたわけではありませんでした。う〜ん、理解ができません。