ちょっと忘れがちなもの

日本の医療制度は大きな変革の時期を迎えているわけですが、厚労省のホームページに制度改革に関するほとんどの情報があるだろうという推測は実は間違いだったりします。

僕自身もつい1ヶ月前までは全然知らなかったのですが、御茶ノ水にある(財)医療機能評価機構が産科医療補償制度準備委員会議事録や医療事故情報収集等事業に関する情報を発信しています。これは医療機能評価機構に厚労省から事務局の仕事を委託しているためで、厚労省と連携を取りながら新たな制度の策定を進めています。

ちなみに医療機能評価機構というと、かの悪名高き病院認定制度をやっている機関です。結構、審査は厳しいらしく、その辺のゴミ箱をひっくり返して注射針などの医療廃棄物が混じっていないかまでチェックされるそうです。最新の基準はver5.0のようですが、主治医制なんかも実は入っていたりします。厚労省は医師確保対策の中で交代勤務制の導入推進を謳っていて、今後その辺をどう調整していくのかというのは気になるところです。