季節の変化

ようやく秋らしい空気なってきました。個人的には一番好きな季節は冬だったりするのですが、その次に好きなのは秋です。静かな世界に響くスズムシの音。窓を開けてじっと聞くだけで心が落ち着きます。夜景が加われば最高なのですがそれは贅沢というものでしょう。
僕にとって秋といえば丹波但馬、というイメージがあります。篠山のマツタケ、クリ・・・秋といえばやっぱりこれです。あの地方の秋の澄んだ空気も格別なものがあります。姫路から播但道で旧朝来町付近に来ると朝の雲海が素晴らしかったりします。

ということで、僕は昔から丹波但馬が結構好きです。鉄道でも一番好きな路線は福知山線でしたし(事故があったのが非常に残念で、好きな路線だったからこそショックも大きかったのですが)、僕の一番シンボルというか好きな鉄道車両DD54という播但線福知山線・山陰地方等で活躍していたディーゼル機関車だったりします。欠陥が多くて10年足らずで廃止されてしまったのですがね。外観などが非常に気に入っています。ちなみにwikipediaを見ていただければ分かるように国鉄では54というのは鬼門でして、蒸気機関車C54なども不遇の生涯を送っています。ちなみに私の今年の整理番号は54でして、奇妙な一致に喜びつつも非常に縁起が悪いなぁと感じていることも確かです。

しかしながらwikipediaにはこんな記載もありますね。

最後まで運用についたのは4両で、うち33号機の1両が保存された。33号機の保存は、交通医学研究の医学博士で、有力な鉄道愛好家の某氏が、昭和53年時点で、すでに国鉄に33号機の保存を頼んでおり、実現したものである。

この話は今日まで全く知りませんでした。交通医学ということは大阪鉄道病院の先生でしょうかね。

ちなみにDD54の不遇の生涯を知ってみたいと思われる方は下のリンクがお勧めです。(完全に宣伝)
北総夜話 其の二 悲運の末尾4形車
ちなみにこのページのBGMも気に入ってたりします。