引継ぎは面倒

学祭の引継ぎ資料を作っているんですが、引継ぎって非常に面倒な作業ですよね。大昔にやったことを記憶から引っ張り出してきて、実績にもならない資料を作ると。大事なことではあるんですが、大きなプロジェクトが終わってほっとしている後でもあり、あんまり引継ぎにやる気を出す人というのは多くないように思います。従って引継ぎ資料にすべてを書ききったつもりでいても、後で「あ、あれを書くのを忘れていた」というようなことは十二分に起こりえるわけですね。

ただし、どんなに自分がやっていたことを忘れていても、一度、公式に文書化し、保存したものは(パソコン内の整理ができている人ならば)すぐに取り出せるデータとして残っていますから、「あ、そういやこんなこともしていたな」と気付くので、引継ぎをし忘れるということはまずないわけです。逆に口頭で行ったものはいつかは忘れられる運命にあります。神話とかでも、最終的には文書化したものが後世に残りますよね。

文書化っていうのは知識や知恵を後々に残すためには最も重要かつ必要不可欠なのだろうと思いますね。面倒ですが、知恵を残すために作業を続けるとしましょう。