日本をつぶしたのはマスコミという見解

私の周辺の人間はだいたい、そういう意見でまとまりつつあります。私も基本的に同意です。
先日、うちの大学にマスコミの人が講義に来たのですが、質問で「マスコミ対策はどうしたらいいか」という質問をした人がありました。で、答えは「患者のプライバシーに関わる問題であっても、報道しないという条件付でこそっとマスコミに真相を話すことだ」ということでした。しかし、明らかにこれは医師の守秘義務違反で、もし公になると刑法で罰せられる事案です。たとえ、マスコミの人間がその件については話さないと約束をしても、それが何ヶ月も守られる保証は一切ありません。事実、私が色々と具体事案について見解をただすと、言った先から「あの事件は実は家族構成がこうこうで」という話をされました。バレまくりです。

報道しないという条件付きで秘密を話せと言っておきながら、その手の内容を目の前でしゃべるなんて矛盾もいいところです。こんなマスコミに取り合わなかったからと言って、記事で批判的論調をされてはたまったものではありません。マスコミのこのような体質のおかげで、どれだけのものが歪められ、無駄に様々な不信感が高まってきたかと思うと、やはり日本をつぶしたのはマスコミという見解に疑いの余地はないように思えます。相互の不信感は何事においてもシステム崩壊の前提条件ですからね。

上の意見を代弁してくれる記事を見つけました。
ワイドショー型複合不況で沈む日本経済−テレビが業界の息の根を止め消費者を排除する