続・国歌ネタ

国歌といえばいろいろな国の歌があるわけですが、せっかくなので中国の国歌を紹介しておきます。

まず、今後日本を追い抜かすことが予想される中国の国歌ですが、国歌の起源は反日映画の主題歌です。

中華人民共和国国歌 義勇軍行進曲

起来! 不愿做奴隶的人们!
把我们的血肉,筑成我们新的长城!
中华民族到了最危险的时候,
毎个人被迫着发出最后的吼声。
起来! 起来! 起来!
我们万众一心,
冒着敌人的炮火,前进!
冒着敌人的炮火,前进!
前进! 前进! 进!

という歌詞です。意味はwikipediaをパクって来ると

起ちあがれ! 奴隷となることを望まぬ人びとよ!
我らの血肉を以って新たな長城を築こう!
中華民族に最大の危機がせまり
一人ひとりが最後の咆哮をあげる時だ。
起て! 起て! 起ちあがれ!
我々すべてが心を一つにして、
敵の砲火をついて進め!
敵の砲火をついて進め!
進め! 進め! 進め!

当然、反日感情は国歌からも醸成されるわけです。日本に対して戦えと言っている訳ですから。まぁ、でも中国が経済的に日本を引き離してしまうとそういう感情は消えていくのかもしれませんが。

個人的には中国国歌よりは「我愛北京天安門」が好きだったりします。あれはネタとして最高です。特に三行目。歌詞が短いので中文初心者にも歌いやすいですしね。中国語ラジオ講座でも取り上げられるぐらいですから。ただ、歌の内容が内容だけにカラオケにはなかったりして、なかなかネタにできないのが悔しいところです。最近ではKUSO文化と呼ばれているようですが。革命歌は一般的に人を扇動する必要性があるためか、メロディは素晴らしいのが多いですね。
文化革命歌 我愛北京天安門

我愛北京天安門
天安門上太陽升
偉大領袖毛主席
指引我們向前進

私の好きな天安門
天安門に陽が昇り
偉大なる領主毛主席
我らを率いて前進す


簡単でしょう?中国語を勉強しなくても意味が分かる最高の歌です。読み方は勉強しないと分からないですが、ちょっと勉強すれば大体読めるようになります。ピンインでは

Wo ai Beijing tiananmen
tiananmen shang taiyang sheng
Weida lingxiu Mao shuxi
Zhiyin women xiang qian jin.

となります。
しかしながら、1年のときに習った中国語、だいぶ忘れてきてますね。あの時はかなり一生懸命やったんですが。でも、今から中国語をやる価値は十分にあると思います。将来はドル・ユーロ・元の3極体制になると多くの経済の専門家が考えていますからね。これからの日本は常に中国の動きに翻弄されることになるでしょう(先日の世界同時株安も上海発)。