エイプリルプール熱?

ここのところブログの更新が遅いな〜とお気づきの方、鋭いです。
実は先週の火曜日から病気だったりします。といっても重病ではなくて、症状を見る限り咽頭結膜炎(あるいはEKC等のアデノウイルス感染症)です。火曜日は38.8度まで熱が上がりました。一日中寝てましたね。38.8に達した段階でCOX阻害薬を経口投与。次の日は38度ぐらいで推移。その後2日間37度台が続き、現在は平熱に戻っていますが、そのかわり咳と結膜炎が多くなっています。一日12時間ぐらい寝てますが、これ以上は正直睡眠薬でも使わないと寝れません(笑)。

38度台の熱が出て本格的なカゼになったのは高校2年以来、実に4年ぶりで本当にビックリしました。確かに2日ほど前から軽い咳が出ていたのですが、普通の弱い風邪だと思っていました。昔は38度でも大したことはなかったのですが、20才を越えて38度の熱を出すと結構しんどいものです。平熱が低下するからでしょうかね。当初は39度近かったのでインフルエンザかと思ったのですが(ワクチン12月に接種済・うがい手洗いは毎日家に帰ったら欠かさなかったのですが)、つい2日ほど前に結膜炎+大量の目ヤニを発症して、どうやらアデノウイルスではないかという結論に達しました。検査してないのであくまで推測ですけどね。検査代高いので。

目ヤニが出たと聞いて父親が家のあちこちを消毒しまくってます(電気のスイッチからリモコンにいたるまで)。一緒に生活してたら飛沫感染やら何やらでうつるって・・・・(母親も罹患してる模様)。

結構この時期インフルエンザ様症状の病気が流行っているみたいですね。点滴を打っている人もいるとかいう話を聞きます。隣の家でも咳込んでいる人がいます。まあ春休みに発症してじっくり休めるのでよかったわけですが、咳がひどいのが難点です。呼吸器系はアレルギー性鼻炎であることもあって元から弱いので、一度カゼに罹ると治りが悪いのが僕の特徴です。今回もまだ完治してません。咽頭結膜炎やEKCは感染力が非常に強いので、当然公衆の集まるところに行くのは医学生としてはご法度です。バイトなどに影響が出なければいいのですが。

アデノウイルスといえばいわゆる普通の「風邪」の原因ウイルス(そのほかにはライノウイルスなど)なのですが、最近は強毒型のものも出現しているようです。アメリカでは14型で重症肺炎等を発症し、何人か死者が出ているとか。インフルエンザウイルスも高病原性(H5、H7の一部)のものは、もはやインフルエンザではなくて、全く別の病気というほどのひどい症状を呈するようですが、アデノウイルスも普通の「風邪」ではない症状を引き起こすことがあるようです。インフルじゃないからとなめてかからない方が無難ですね。

先日の誕生日にリットマンのstethoscopeを貰ったので(聴診器は小さい頃から僕のオモチャになっていて、古いやつを分解して部品をどっかにやって壊した経験もあります)、それで自分の肺の音を聞いています。現時点でラ音とかそういうヤバげなものは聞こえないので、大丈夫かなぁという感じですが、完治が待ち遠しいですね。

感染源はイマイチよく分かりませんが、京都の学会の最終日に咳が出始めました。潜伏期も考えるとどうなんでしょうか。まぁ、結構こういうのは今の時期流行っているみたいですからあんまり追求しても仕方がないのですが。

以上のエントリーがウソかどうかは読者の判断に任せます(笑)。