たぶん無罪判決で終わり

また神戸の審査会がやらかしましたね。一体どこまで社会をギスギスさせようというのでしょうか。福知山線の事故に対する3人の元幹部の強制起訴。おそらく、どれだけ優秀な弁護士が起訴したとしても裁判の結果は無罪で終わりだと思います。それ以外の判決が出ることは5%ぐらいしか考えられない。それは遺族や審査会も承知の上でしょう。

この悪しき前例は医療の分野にも少なからず影響すると思います。また救急や小児救急から医師が逃げ出しますよ。裁判に出るとなると勤務も休まないといけませんし、手術も全部キャンセルしなければなりません。医師不足の中で替わりの医療従事者も探さないといけない。たとえ無罪であっても裁判に出るだけで、たくさんの労力や調整が必要になり、他の患者や医療従事者が苦しむことになります。裁判に引っ張り出して弁明させることだけが裁判の主目的ならば、もっと別のやり方があるように思います。