初めて見た人魂

昨日(16日)、21時45分頃自転車でジムに行こうと家を出ると、やけに周りが暗かった。よく見たら一番最寄の街灯が消えている。蛍光灯の寿命なのだろう。うちの家は閑静な住宅街にあるゆえ、防犯上暗いのは危ないので関電に連絡しなくては、と思いつつ、近くに他にも消えている街灯はあるのかなと上を見上げた瞬間、向かいの家の10m〜20m上空をバレーボールほどの大きさがある青緑色の炎が横切った。3秒ぐらいだったろうか。放物線を描くことはなく、ほぼ10mほど直線に横切った後、炎は消えた。

直感的に「人魂だ」と思った。花火にしては放物線を描かないのはおかしいし、音もしない。人魂が飛んできた方角には4階建ての団地があるが、100m以上離れている。20m近い上空を直線状に移動するなんて花火では考えられないことだ。人魂にほぼ間違いはないだろう。大きさや形もちまたで言われている人魂とほぼ一致している。

僕自身は人魂を見たのは初めてだ。都会人としてこんなに身近に人魂を見ることができるなんて思ってもいなかった。特に怖いとは思わなかった。ちょっと嬉しかった。宗教感の関係で、迎え火や送り火はしていないが、2年前、1年前と相次いで亡くなった2人の祖父を思い出す。もっとも、お盆で帰ってきた人魂ではなく、近々別の人が亡くなるのかもしれないが・・・。人魂が出現するのは多くがお盆の時期だという。今回も確かにお盆の翌日だった。何か気温などが関係しているのだろうか。しかしながら、自然とはまだまだ分からないことがあるのだなぁと思わされた。

追記:
昨日消えていた蛍光灯が今日はなぜかついている。しかも新しいのに変えたのかと思い、カバー越しにのぞいたが、黒ずんでいる箇所もあり新品ではないらしい。さて、なぜ昨日は消えていたのだろうか。