政治

デスマーチによると

この世の法則として2人以上が集まると必ず「政治」が始まるわけですが、政治ってのは本質的に権力闘争ですから、ウソや出まかせ、偽善、印象操作で無理やり周りの人間を引導するということも多いわけです。正直に話すと、このブログも私の脳内思考をそのまま垂れ流しているとみせかけて、ある程度の政治的意図がある場合もありますし、他のブログやホームページでも多少なりとも何らかの政治が隠れているということは読者の皆様ならお気づきでしょう。

政治のためなら人間は何でも相手を萎縮させるようなものを援用しようとするクセがあります。たとえば、「倫理」なんてのは典型で、自分が不利になることを防ぐために他人の提案、行動に対して見せ掛けの「倫理」を振り回すということは頻繁に起こりうることです。「罪」だとか「無知」という言葉、見下した見方とか、そういうもよく使われます。

すなわち、何がいいたいかというと、そういうものを使って他人を批判している場面を見たら、必ず一度その裏に潜む政治を疑ってみるということです。すべてがすべて政治とは限りませんが、多くの場合、何らかの政治を見出すことが出来ます。そうすると、単なる批判が面白いものに見えてくるのです。「なるほど、この人は本当は〜を望んでいるがゆえに、ここでこういう批判に出ているのだな」と。

たまにはこの視点でもって、いつも見ているブログやホームページを閲覧するのもいいんじゃないでしょうか。私は世界がちょっと変わって見えると同時に、少し寛容になることが出来ました。