オーストラリアはテロに弱腰

変な団体が捕鯨船をテロっているらしいですね。マラッカ海峡に次ぐ南極海の海賊ですかね。
そもそも、クジラをなぜ捕ってはいけないのかというところに矛盾があるように思います。彼らの言い分は「クジラは賢いから殺したらかわいそうだ」というものらしいですが、分子生物学を知っている人間からすれば微生物でも巧妙なやつはいくらでもいます。そもそも「賢い」なんてどうやって定義するんですが、どうやって比較するんですか?誰もを納得させられる明確で論理的な説明が欲しいですね。

また、クジラは希少種だから保護しないといけないという言い分も、最近の調査捕鯨のデータからは通用しません。クジラは順当に増えていますし、むしろ増えすぎてエサのイワシなどが減って危機的であるという報告もあります。少なくとも何千年も前からクジラは人間という捕食者がいる環境で生きてきたわけで、人間の捕鯨を禁止すればその生態系を壊すことになります。捕鯨するクジラの種類や数は管理する必要がありますが、捕鯨自体を禁止する理由はありません。制御の見地から言えば、捕鯨の禁止による急激なクジラの増加の方が生態系のシステムにとっては大きな外乱要因となります。

そもそも、一時期クジラが激減したのはアメリカやオーストラリアといった欧米諸国が19世紀にクジラの油のみをもとめて乱獲を行ったことに起因します。ペリーが日本に開国を迫ったのも捕鯨船の給油地を日本に求めたためとも言われています。それだけ乱獲を行っておいて、肉も食べるし、かつては血まで活用していた日本の捕鯨に反対するというのがお門違いでしょう。

もし、オーストラリアが捕鯨船の監視のために海軍や航空機を出動させるなら、護衛として自衛隊の艦船を派遣してもいいと思います。給食にも積極的にクジラを出すべきだと思いますね。今回のように一般船舶に対して劇物を投げつけるという、極めて危険な団体に対して規制をしないのなら、日本政府はオーストラリアをテロ支援国家として指定することも考えるべきです。まさにあれは海賊行為、テロ行為ですからね。

アジアでは犬を食べる国もあります。今回のようなことを続けているとオーストラリアは永遠にアジアの仲間には入れないでしょうね。国土を捨ててさっさとイギリスやアメリカに帰ったらどうですか?