電カルトラブル

うちの大学病院で導入したばかりの電子カルテシステムがダウンした模様・・・。某先生が「間に合わない〜」と言って必死になって作っていた電カルでしたが・・・(おかげで2年生の情報のテストがかなり混乱したらしい)。残念です。
医療とITのあり方というのは結構難しいものがあります。近くの開業医の先生に行ったときにタッチペン式の電カルを導入されていたので、「電カルって使いやすいですか?」と聞いたら、「場合によるかな」との答え。絵とか描いて書き込みするときは紙の方がはるかに便利なようです。一方、数値や処方の間違いは防ぎやすく、報酬計算は簡単になるとのこと。まぁ、使い分けが大事なのでしょうかね・・・。

しかし、聞いた話では2年の情報のテスト、公開鍵とかマクロなんかも出たそうです(情報系クラブの後輩には画像処理や基数変換、論理回路なんかについて5回ぐらい講義したので、幸い全員合格したそうですが)。しかしながら300点分のテストを出して、その点数をそのまま100点満点のテストと考え、50点以上なら合格にするってどんなテストなんでしょう・・・。要するに1/6以上できたら通るわけですが、それでも本試での不合格者が続出したそうです。レベルが合ってない・・・というか医学生に暗号化の知識なんて必要なのかと思うわけですが。

まぁ、このテストの恐ろしさは新歓の時に大いに使えそうです。