学校に対する価値観

昔は「学校=嫌でもいかせるもの」という感覚でしたが、最近では違うようです。
<不登校>児童23人が謎の欠席、学校側13人に出席催促 文科省「聞いたことない」
集団で欠席というのは多くはないようですが、個人レベルではあえて学校に行かないというケースは結構多いようですよ。
親が子供に「なんで学校に行かなあかんの?」と聞いた時に、答えられずに「じゃあ嫌なら行かなかったら?」と答えるケースもあるのだとか。

確かに最近では塾などの私的教育産業が発展しているので、勉強をするだけならば学校に行く必要はないとも言えるのですが、不思議な世界ですね。少なくとも小中学校の時期は勉強だけではなく、友達とガヤガヤしながら校庭で遊んだり、いじめ合ったり、喧嘩したり、たまには教師とぶつかり合ったり、なんてことを経験するのも大事だと思うのですが。親も子供も何を考えているのだろうという感じがします。

まぁ、有名な進学校でも授業中に通信対戦対応のゲーム機を持ち込んで、隣のクラスのヤツとピコピコやるのが当たり前になっている今日この頃ですから、何が起こってもおかしくないというのが実状なのかもしれませんが。