レポートの丸写し

大学生から小学生まで 「ネットでコピペ病」蔓延
いや〜、大学生になると日常茶飯事だと思うんですが。私は徹夜してでもオリジナリティと複数ソース確認を追求する粘着質なので、「コピペ=刑務所行き級の重罪」と思ってますが(もちろん、図やガイドラインのコピペは構わないと思いますが)、どう見てもどこかのサイトのコピペとしか思えないレポートやチュートリのレジュメを見ることはしょっちゅうです。(大抵そういうときは、発表後に色々質問を吹っかけてあげるんですが・・・いやらしいでしょ?。でもコピペで作ったレジュメを、発表するときになって初めて読む、だから病名の読み方が分からん!、みたいなことをやっている人にはそのくらいしないと、班全体の士気が下がってしまいますから)

記事にあるケースはまだマシなほうかもしれません。うちの学年で実際にあった事のようですが、発表用に調べて用意したスライドを「参考に見せて」と言われてUSBメモリごと渡したところ、それを丸々盗用して前時間に発表されて、逆に自分がコピペをしたんじゃないかと疑いをかけられかけた人がいます。もはや、ここまでくると犯罪の領域に入っているといわざるを得ないですね。

まぁ、私の場合、ブログを書いていることからも分かるように、レポートって下手でも文章を創作するところに面白さがあると思うんですよね。コピペをしたらレポートを書く意義すら見失ってトコトンやる気がなくなってしまうと思います。しかも、調べるという作業も追求していくと結構面白い。サイトによって違うことが書いてあったり、日本とアメリカでは違うことが書いてあるとか、論文ごとに違うことが書いてあるとか。単なる誤植というようなことも多いのですが、ちゃんと理由があって別のことが書いてあることもあり、その辺の理由を調べたり、先生に聞いてみるのも一つの楽しみ方です。正直、僕自身は勉強というより趣味でレポートやレジュメを書いている感すらあります(だからデザインにもこだわってみたり(笑))。

あと一つ。大学に提言するとすれば、レポートだけで内容説明をさせないからコピペが横行するのです。2、3分ほどでいいので、概要説明と質疑応答をさせれば、レポートの内容と合わせ見て、だいたいコピペかどうかは判断が出来ます。自分で調べて書いた人と単にコピペした人では理解度が全然違いますからね。(コピペなのにかなり理解している人もたまにいますが、それはそれで能力として評価したらいいと思います)レポートボックスに入れさせて、後でコピペかどうかを調べて評価をつけるぐらいなら、オフィスアワーを設けて、その時間中に学生にレポート提出&説明に来させた方がよっぽど効率がいいと思います。私としては「オリジナルで理解している人>オリジナルだが理解があやふやな人≒コピペだが理解している人>>コピペで全く理解していない人」という感じで評点をつけたいですね。