北海道は車でないと・・・

大学に入ってからクラブの旅行がないということで、毎年夏は2日〜1週間ぐらい家族旅行に行くのですが、今年は北海道でした。北海道といえば僕が中高の鉄研部長の時にみんなを引き連れて行ったということで、思い出深い地方なのですが、今回は列車は一切使わずにレンタカーで主に道南〜道央をまわることになりました。一つ感想を述べさせてもらえば「北海道では列車では何も分からない」ということでしょうか。かつて北海道には多くの鉄道が走っていましたが、不採算路線が多く次々と廃線になっていきました。最近では北海道ちほく高原鉄道が廃止になりましたね。その結果、鉄道がカバーする領域は次第に減少し、多くの観光地は自動車でしか行くことができない地域にあります。今回も層雲峡だとか、旧幸福駅洞爺湖などに行きましたが、どれも列車だけでは到達不可能な地域です。
では、いくつか写真を載せて旅行記としましょう。


富良野のラベンダー畑から。列車の中からは遠巻きにしか見れなかっただけに、間近でみると全然違いますね。


パッチワークの丘から。FMVの壁紙でこういうのがあります。近くに旭川がある。

層雲峡の滝。この辺は車でしか行けない。

国鉄士幌線廃線跡。第五音更川(おとふけがわ)橋梁だったかな。周辺にはエゾシカが住んでいて、衝突事故も多いようです。

廃線跡という感じです。

国鉄広尾線幸福駅。隣の駅が愛国なので、「愛国発幸福行」の切符が人気に。しかし、需要も少なく結局は廃線になって車でしか行けない観光名所に。

今回北海道で唯一乗った列車。札幌市営地下鉄。実はこの地下鉄、ゴムタイヤの新交通システムなので、かなり加減速がきつかったりします。しかもかなりの大型車両。トンネルを掘るのにかなりお金がかかったはずです。「ST」と見たら、トリメトプリムが自然と思い浮かぶのには参った・・・

前回行ったときにはまだ工事中だったJRタワーから。

大倉山ジャンプ競技場。大倉山といえば神奈川、神戸、札幌の3つが有名ですが、他にはどのくらいあるのでしょうかね。今度の学祭で調べて展示してみたいものですが。神戸と札幌は大倉喜八郎という実業家に由来するもの、横浜は大倉邦彦という実業家に由来するものだそうです。

サミット会場、ウィンザーホテル洞爺湖。外国人観光客が我々と同様、泊まらずに写真だけ撮りに来ていました。でも、このホテル、洞爺湖噴火湾を同時に見下ろせる上に、ゴルフ場やゴンドラもあり、一生に一度ぐらいは泊まってみたいものです。ちなみにこのホテル近辺の細い道でキタキツネ3匹に遭遇することが出来ました。

ちなみに標高が高いので、洞爺湖側は雲がぶち当たって霧になっています。サミットで洞爺湖が見えなかったのも理解できます。

湖畔から洞爺湖を眺める

洞爺湖のビジターセンターで偶然出くわしたDMV(Dual Mode Vehicle)。列車にもバスにもなるので、公共交通機関の利便性が高まり、環境負荷を軽減できると考えられている。

今も活動している昭和新山

有珠山昭和新山

有名な函館の夜景