左翼に利用されるかも

最近「ぼくは航空管制官」というゲームにはまっています。スペックの関係で最新のシリーズ3ではなく、シリーズ2の「羽田D」「伊丹」「成田完全版」をプレイしているのですが、羽田や伊丹と比べても成田の異様さが目立ちます。
B滑走路(16L/34R)の手前では誘導路が「く」の字に曲がっているため、離着陸機があるときは一旦停止。いちいち指示を出すのがめんどくさい。しかも出入り口が一つしかないため、誘導路に出てくる飛行機があると、進入する飛行機は手前の待機スポットで待機しなければなりません。こんなんで、外国人パイロットは混乱しないんでしょうかね?
A滑走路(16R/34L)とB滑走路の間は何本も誘導路があるのですが、その一部は横風用C滑走路の予定地なのだとか。しかしながら、その予定地のすぐそばに整備スポットがあったりして、かなり矛盾した状況になっています。
googleのマップで確認しても、航空機の数の割には狭い敷地に色々な機能を詰め込んだため、かなり無理をしているのがよく分かります。第一ターミナルとB滑走路、あるいは第二ターミナルとA滑走路を円滑に結ぶためには、北側の連絡誘導路も必要でしょう。たとえ反対派の民家がなかったとしても空港としての機能に欠陥があるな、というのが正直な印象です。

しかし、色々インターネットで調べると、多くの地元住民は「住民を無視した強制的な土地収用が気に入らなかった」だけであって、決して反体制が目的ではないようです。ところが、そこに極左集団がやってきて住民と国との抗争を利用し、反体制運動の象徴に仕立て上げてこんなことになったと。
まぁ、よくあるパターンといえばよくあるパターンなのですが、問題をこじらしてしまったり、意図しない方向に向かってしまっては意味がないですよね。医療崩壊の問題も、私から見れば単に業務から来る不満というよりも左翼系の運動に近いものがあります。成田問題のように、変な集団に利用されないように願っていますが、少し距離を置くべきかなと最近は思いますね。
しかも、この手の運動の恐ろしいところは、いつの間にか左翼に乗っ取られていても、中でやっている人間はそれになかなか気付かないところです。自らの思想も徐々に感化されて変わっていくんでしょうね。大きな社会問題になって、周囲から応援が来たときほど十分に警戒しなければなりません。