専門用語がいっぱい出てくるドラマ

Re:Genesis
TSUTAYAで目に留まったので、シーズン1のVol.1を借りてみたのですが、あまりのリアルさにハマリそうです。何がリアルかというと、とにかく専門用語がいっぱい出てくること。分子生物学の知識がない一般人には難解な用語が、何の説明もなしに当たり前のように出てきます。正直、大学以上の専門知識がないと理解するのは難しいはずです。なぜ、これがカナダやアメリカで人気が出たのか不可解な部分はあるんですがね・・・。カナダやアメリカの知的レベルが高いのか、それとも分からないからこそ面白いのか・・・。

ネタバレになりますが、例を挙げると、第一話の段階で何の説明もなしに「シーケンスする」「PCR」「天然痘の遺伝子はDNAで、エボラは遺伝子はRNA」「キメラ(ウイルス)」「エライザ(ELISA)法」などが出てきました。Vol.2の予告編にはなんと「siRNA」まで登場するという・・・。このレベルになると医学生でも理解できない人が多いんじゃないでしょうか。

黒板で仮説を推論しているシーンも、まるで大学の研究室にいるようです。あの説明の図にはRT(逆転写、Reverse Transciption)、AA(アミノ酸、Amino Acid)とか略語が多いので、知識があれば言わんとしていることは理解できます。まぁ、ドラマなので設定に若干の無理があるようには思いますが、それでも真剣に考えてしまいますね。

そういえば、ERも医療関係者じゃないと分からない用語はいっぱい出てきますが・・・(リドカインとか)