なぜ、厚労省は新臨床研修制度を戻さないのだろう?

厚労省の「はしご外し」が意図的であるにせよ意図的でないにせよ、基本的に厚労省の政策は一度決めたことをすぐ翻すというのが特徴だと先日のAERAにも書いてあったんですが、ここで一つの疑問が生まれます。非難轟々の「新医師臨床研修制度をなぜ翻さないのか?」ということです。考えられる理由としては以下のうちどれかなんでしょうかね?

  1. 同じ担当者・重鎮が研修制度を決める部署に長年いる
  2. 研修制度を提言した大先生に厚労省がペコペコしている
  3. 臨床研修制度を戻せという医療界の圧力が足りない
  4. 病院の研修定数をうまく管理すれば制度は今のままで運用できると考えている
  5. 厚労省的に新制度の設立にかなり力を費やしたので、それを簡単には戻したくない